ロードバイクのメンテナンスにおいて、グリスは欠かせないアイテムです。
適切なグリスを使用することで、パーツの寿命を延ばし、走行性能を向上させることができます。
この記事では、2025年最新の情報を基に、おすすめのグリスを5品厳選して紹介し、選び方や使い方のポイントについても詳しく解説します。
「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「間違ったグリスを使ってパーツを傷めたくない」という方にこそ読んでほしい内容です。ロードバイクのパフォーマンスを最大限に引き出すために、ぜひ参考にしてください。
主なポイント
- 適切なグリスの使用はロードバイクのメンテナンスに欠かせません。
- ロードバイク用グリスの選び方と効果的な使い方を解説します。
- おすすめの人気商品ランキング5選をご紹介します。
- パーツ別の推奨グリス早見表で「どこに何を使うか」がすぐわかります。
- 初心者がやりがちな失敗例と、グリスとオイルの使い分けも解説します。
- グリス選びのまとめとおすすめメンテナンス用品も紹介します。
ロードバイク用グリスの役割とは
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ロードバイク用グリスは、摩耗と摩擦を抑え、パーツの滑らかな回転を助けるため、ロードバイクの性能改善に直結します。
また、グリスは金属部品を保護し、耐水性を高める役割も果たします。
ロードバイクのパーツは摩擦や負荷にさらされており、摩耗が進むとパーツ同士が傷つき、回転が妨げられることがあります。
グリスはこのような損傷を防ぎ、摩擦を減らすことで、金属部品を保護しつつ耐久力を高めます。
摩擦による損傷を防ぐだけでなく、腐食や酸化からも守るため、ロードバイクの長期間の使用を助ける重要なアイテムです。
グリスとオイルの違い ― 初心者が最も間違えやすいポイント
メンテナンス初心者が最もやりがちなミスの一つが、チェーンにグリスを塗ってしまうことです。チェーンには粘度の低い「チェーンオイル(潤滑油)」を使います。グリスは粘度が高く、チェーンに使うと砂や汚れを巻き込んで逆に摩耗を早めてしまいます。
基本的な使い分けは以下の通りです。
- グリス:ベアリング、ネジ山、シートポスト、ヘッドパーツなど「組み付け時に封入」する箇所
- オイル:チェーン、ディレイラーのピボット、ブレーキレバーの可動部など「日常的に注油」する箇所
グリスを選ぶ際には、用途や環境を考慮することが重要です。
パーツや使用条件に合わせて適切なものを選択する必要があります。
特に、速度を求める走行には、耐摩耗性と高温に強いグリスが必要です。
また、グリスはブランドによって特性が異なるため、信頼できるブランドのものを選ぶことが望ましいです。
自分に適した商品を選ぶためには、他のユーザーの評判も参考にすると良いでしょう。
ロードバイク用グリスは重要な役割を担っており、適切なグリスを選ぶことでロードバイクの性能を向上させることができます。
慎重に選ぶことで、耐久性やパフォーマンスを高めることができるのです。
ロードバイク用グリスの種類
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ロードバイク用グリスは多岐にわたります。
自転車メンテナンスで実際に使われるグリスは、主に増ちょう剤(グリスを固める成分)と基油(ベースとなる油)の組み合わせで分類されます。主なタイプは以下の通りです。
リチウム系グリス
最も一般的で入手しやすいタイプです。リチウム石鹸を増ちょう剤に使用しており、耐水性・耐熱性のバランスが良く、ロードバイクの多くの箇所に使える万能型です。シマノのプレミアムグリスやパークツールのポリリューブもこの系統に含まれます。コストパフォーマンスに優れ、初心者がまず1本持つならリチウム系がおすすめです。
ウレア系グリス
ウレア(尿素系化合物)を増ちょう剤に使用したグリスで、リチウム系よりも耐熱性・長寿命性に優れています。高温になりやすいディスクブレーキのキャリパーピストンなどに適しています。やや高価ですが、塗り替え頻度を減らせるメリットがあります。
シリコン系グリス
シリコンオイルをベースにしたグリスで、ゴムやプラスチックを侵さない特性があります。ブレーキレバーのピボット部やOリングのシールなど、樹脂・ゴム部品と接触する箇所に最適です。耐水性にも優れ、湿潤な環境での使用にも向いています。
フッ素系(テフロン系)グリス
フッ素樹脂(PTFE)を配合した高性能グリスです。非常に低摩擦で耐久性が高い一方、価格も高めです。シマノのデュラエースグリスがこの系統に該当し、ハブベアリングやヘッドパーツなど回転性能を重視する箇所に使われます。体感できるかは使用者のレベルや感覚によるため、万人向けではありません。
モリブデン配合グリス
二硫化モリブデンを添加したグリスで、金属同士の摩擦を大幅に低減します。主にBB(ボトムブラケット)やペダルネジなど高荷重がかかる部位で使用されます。黒色のため塗布箇所が汚れやすく、見た目を気にする箇所には不向きです。
以下に、一般的なロードバイク用グリスのタイプとその特徴をまとめました。
| グリスの種類 | 特性 | 主な使用箇所 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| リチウム系グリス | 万能型。耐水性・耐熱性のバランスが良い | ベアリング、ネジ山、シートポスト全般 | 安〜中 |
| ウレア系グリス | 高耐熱・長寿命。塗り替え頻度が少ない | ディスクブレーキピストン、高温部 | 中〜高 |
| シリコン系グリス | ゴム・樹脂を侵さない。耐水性に優れる | Oリング、ゴムシール、樹脂パーツ | 中 |
| フッ素系(テフロン系)グリス | 超低摩擦・高耐久。高価格 | ハブベアリング、ヘッドパーツ | 高 |
| モリブデン配合グリス | 高荷重部の摩擦を大幅低減。黒色 | BB、ペダルネジ | 安〜中 |
⚠️ 注意:増ちょう剤の種類が異なるグリス同士を混ぜると、軟化や分離を起こすことがあります(例:リチウム系+ウレア系)。異なる種類のグリスを使う際は、古いグリスを完全に除去してから塗布してください。
ロードバイク用グリスの選び方

ロードバイク用グリスを選ぶ際、複数の要素を検討することが必要です。
- 使用目的・塗布箇所で選ぶ:一般的な使用目的や環境に合ったグリスを選ぶことが肝要です。たとえば、長距離や競技向けには、極めて耐久性に富むタイプが最適です。ベアリングやヘッドパーツには回転性能を重視した低摩擦タイプ、ネジ山の固着防止には耐荷重性の高いタイプを選びましょう。
- 粘度(ちょう度)で選ぶ:グリスの硬さを示す「NLGI等級」が目安になります。一般的に自転車用はNLGI 2番(中程度の硬さ)が標準です。硬すぎると回転抵抗が増え、柔らかすぎると流れ出てしまいます。
- 耐水性と防錆性で選ぶ:湿気の多い地域や雨天走行が多い方は、耐水性の高いグリスを選ぶことが不可欠です。リチウム系やウレア系は比較的耐水性が高い傾向にあります。
- 耐摩耗性で選ぶ:高荷重がかかるBBやペダルネジには、モリブデン配合など耐摩耗性に優れたグリスが効果的です。
- 容量で選ぶ:個人のメンテナンス頻度に合わせて適正量を選びましょう。年に1〜2回のメンテナンスなら50g程度で1〜2年は持ちます。100gは一般的なホビーライダーにはやや多めですが、家族分や複数台のバイクをメンテする方には適量です。蓋を閉めずに放置すると基油が分離・酸化して性能が劣化するため、少量パックのほうが結果的にコスパが良い場合もあります。
「汎用1本で済ませる」か「用途別に揃える」か
初心者はまずリチウム系の万能グリス1本あれば十分です。シマノのプレミアムグリスやパークツールのポリリューブ1000がこれに該当します。ベアリング、ネジ山、シートポストなど大半の箇所をカバーできます。
中級者以上で、ディスクブレーキ車やカーボンフレームを使用している方は、用途別に2〜3種類を揃えると理想的です(例:万能グリス+カーボン用ファイバーグリップ+シリコン系グリス)。
これらの観点を踏まえ、最適なグリスを見極めることが重要です。製造元のガイドラインや実際のユーザーの意見を参考にすると、より適した製品を選べるでしょう。
正確なグリスの選択は、ロードバイクのパーツをより長持ちさせ、理想的に動作するのを助けます。
グリスの選び方のポイント
| 要素 | ポイント |
|---|---|
| 使用目的や環境 | 走行距離や目的に応じた適切なグリスを選択する。 |
| 粘度(ちょう度) | NLGI 2番が標準。硬すぎ・柔らかすぎに注意。 |
| 耐水性・防錆性 | 湿気の多い状況では、水に強い性質を持つグリスを選ぶ。 |
| 耐摩耗性 | 高荷重部にはモリブデン配合などを検討する。 |
| 容量 | 個人使用なら50g前後で十分。保管状態にも注意。 |
パーツ別・推奨グリス早見表
「どこに何を塗ればいいの?」という疑問を一発解決できるよう、パーツ別の推奨グリスをまとめました。
| パーツ | 推奨グリスの種類 | 補足 |
|---|---|---|
| ハブベアリング | リチウム系 or フッ素系 | 回転性能を重視するならフッ素系 |
| ヘッドパーツ | リチウム系 or フッ素系 | 防水性も重要 |
| BB(ボトムブラケット) | リチウム系 or モリブデン配合 | 高荷重のためモリブデン配合も有効 |
| ペダルネジ | リチウム系 or モリブデン配合 | 固着防止が主目的 |
| シートポスト(金属) | リチウム系 | 固着防止・防錆目的 |
| シートポスト(カーボン) | ファイバーグリップ(カーボン用) | 通常グリスは滑って危険。専用品必須 |
| ステムボルト・各種ボルト | リチウム系 | 薄く塗布。トルク管理しやすくなる |
| スルーアクスル | リチウム系 | ネジ山への薄い塗布で固着防止 |
| ディスクブレーキピストン | ウレア系 or シリコン系 | 耐熱性が必要。ローターに絶対付着させない |
| Oリング・ゴムシール | シリコン系 | ゴムを侵さないタイプを選ぶ |
ロードバイク用グリスの人気商品ランキング

ロードバイク用グリスのおすすめ商品5選をご紹介します。
使用目的や性能、ユーザーの評価を考慮してランク付けしました。
各商品の特徴と価格帯、向いている人・向いていない人を紹介します。自身に合ったグリス選びの参考にしてください。
ロードバイク用グリース人気商品5選
ParkTool(パークツール) ポリリューブ1000 (110g) PPL-1

世界中のプロメカニックから支持される定番グリスです。リチウム系の万能タイプで、ベアリング、ネジ山、ヘッドパーツなどほぼすべての箇所に使用可能。110gという容量は個人メンテナンスに十分で、2〜3年は持ちます。やや青みがかった色で塗布箇所の視認性も良好です。
向いている人:初心者〜中級者。1本で幅広い箇所をカバーしたい人。
向いていない人:カーボンパーツ専用グリスが必要な人(本製品は滑り止め効果なし)。
実勢価格:約1,200〜1,600円
シマノ(SHIMANO) ルブリカント プレミアムグリス 50g ボトル

シマノ純正のリチウム系グリスで、シマノ製コンポーネントとの相性は抜群です。ディーラーマニュアルでも推奨されており、安心感があります。50gのコンパクトサイズは保管しやすく、劣化する前に使い切れる適量です。Amazonレビューでも「迷ったらこれ」という声が多い鉄板商品。
向いている人:シマノコンポを使用している人。迷ったらまずこれを選びたい初心者。
向いていない人:大容量を求める人(100g版を検討)。
実勢価格:約600〜900円
GORIX(ゴリックス)自転車メンテナンス グリス 100ml

コストパフォーマンスに優れた自転車用グリスです。100mlの大容量で価格が抑えられており、頻繁にメンテナンスする方や複数台を管理する方に向いています。知名度は大手ブランドに劣りますが、ユーザーレビューでは「値段の割に性能は十分」という評価が多く見られます。
向いている人:コスパ重視の方。頻繁にメンテする方。複数台持ちの方。
向いていない人:ブランドの信頼性や実績を重視する方。情報量の多い定番品を使いたい方。
実勢価格:約800〜1,200円
シマノ(SHIMANO) ルブリカント プレミアムグリス 100g

上記の50gボトルの大容量版です。成分は同一で、シマノ純正の安心感はそのまま。50gでは物足りない方や、家族で複数台をメンテする方に適しています。ただし、開封後は基油の分離を防ぐためしっかり蓋を閉めて保管する必要があります。
向いている人:50gを使い切って追加購入するリピーター。複数台管理する方。
向いていない人:年に1〜2回程度のメンテ頻度で、使い切れるか不安な方は50gから始めるのが無難。
実勢価格:約1,000〜1,400円
AZ(エーゼット) BGR-003 自転車用 グリス 【マルチパーパス】 15g

圧倒的な低価格が魅力のマルチパーパスグリスです。15gと少量パックのため「まず試してみたい」という方のハードルが低いのが特長。工業用グリスメーカーであるAZが自転車向けに展開している製品で、性能自体は必要十分という評価が大半です。パッケージは簡素ですが、中身のコスパは非常に高いです。
向いている人:とにかくコストを抑えたい方。お試しで少量から始めたい初心者。
向いていない人:大容量が欲しい方(AZには別サイズもあり)。ブランドの安心感を求める方。
実勢価格:約300〜500円



5商品の比較まとめ
| 商品名 | 容量 | タイプ | 実勢価格 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| パークツール PPL-1 | 110g | リチウム系万能 | 約1,200〜1,600円 | 1本で全部カバーしたい人 |
| シマノ プレミアムグリス 50g | 50g | リチウム系 | 約600〜900円 | シマノユーザー・初心者 |
| GORIX グリス 100ml | 100ml | 汎用 | 約800〜1,200円 | コスパ重視・複数台持ち |
| シマノ プレミアムグリス 100g | 100g | リチウム系 | 約1,000〜1,400円 | 50gのリピーター |
| AZ BGR-003 | 15g | マルチパーパス | 約300〜500円 | お試し・最低コスト重視 |
ロードバイク用グリスの使い方とメンテナンスの手順

ロードバイク用グリスの使用とメンテナンス手順について詳細に説明します。
適切なグリスの使い方は、パーツの摩耗を減らし、動作の滑らかさを保ちます。
グリスを適切に適用し、定期的にメンテナンスを行うことで、ロードバイクの性能を最大限に活かすことができます。
使用の際は、以下の方法に従ってください。
- パーツの清掃: グリスを塗る前に、パーツを丁寧に清掃することが不可欠です。古いグリスや汚れをパーツクリーナーで完全に除去し、脱脂してから塗布するのが基本です。古いグリスの上に新しいグリスを塗っても、劣化した古いグリスが残ったままでは十分な効果が得られません。
- グリスの適用: 適度な量のグリスを部品に適用します。ベアリングやボトムブラケットなどの回転パーツにグリスを塗布するのが一般的です。塗布量の目安は、


